英検の面接試験で大切なのはメンタルを整えることなのかも。

先日、英検準1級の面接試験を受けてきました。

今回は、一番大切だと思った「メンタル面」について、まとめてみます。

二次試験の流れはこの記事で紹介しています。

英語力よりもメンタルが大切と思う、わたしなりの根拠

英語のスピーキング試験で、英語力はもちろん大切！ということを大前提にして話します。

ただし、スピーキングって直前になって伸びるものではない。

落ち着いた気持ちで自分の実力（もしくはそれ以上）を発揮できるためには、やっぱり気持ちを強く持つことが大切です。

アメリカで全然話せなかった私

20代の頃、アメリカに短期留学をしたことがあります。

その頃のわたし、かなり悪戦苦闘していました。

というのも、ネイティブに囲まれて全然話せない自分に、常に劣等感を抱いていたんです。

レストランで注文するのも一苦労。

オーダーを間違えられても、苦笑するしかない。

郵便局の再配達が届かず、窓口で四苦八苦したこともあります。

現地のコミカレ（短大）に通っていたのですが、学校でも苦労しました。

特にグループで作業するクラスでは、グループのメンバーに迷惑をかけてしまうこともしばしば…。

劣等感の連鎖で、どんどん話せなくなってしまいました。

せっかく仕事を辞めてまで留学したのに、本当にもったいなかったです。

「できない」という気持ちは、人を萎縮させてしまう

帰国したら英語が辛くなくなった

留学期間に「ペラペラ」になれなかった私。

でも、意外なことに帰国して日本で復職してからは、むしろ英語を話す機会が増えました。

なぜなら、日本では少し文法をミスしても、発音を間違えてしまっても、なんとか伝わるからです。

「他に英語ができる人がいない」という職場の環境も、功を奏しました。

周りの人に「英語が話せるから担当になって」と仕事を任されるように。

留学から帰ってきたときと、私の英語力は変わっていません。

ただ、変わったのは、劣等感が無くなったことと、「自分が伝えなきゃ」と責任感を持てたことです。

責任感や使命感を持ちつつ、ミスを恐れずチャレンジすると上達する

英語の劣等感をなくすために大切なこと

周りと比べない

私は留学中、クラスメートの流暢な会話や正確な発音に圧倒され、「自分には無理だ」と決めつけてしまっていました。

でも、ある日ふと気づけていたら違ったと思うんです。「比べて落ち込む時間があったら、自分のペースで進めた方がいいのでは？」と。

周りと比べることをやめれば、目標が「ネイティブと同等のペラペラになる」から「昨日の自分より成長する」に変わります。それだけで、自分の目標に手が届きやすくなるはずです。

ひたすら繰り返す

ひたすら繰り返すことが重要です。私は、とにかく毎日英語に触れることを目標にしています。

はじめは「今日もやろう」と意気込んでいましたが、英語学習が2年目になった現在では、すっかり日常生活の一部になりました。

繰り返し練習をしていると、少しずつフレーズが口をついて出るようになり、自信も湧いてきます。

話せた実績よりも、練習した実績を意識する

練習を重ねても、「まだまだだな…」と自己評価が低くなることもあります。

そんなとき、私は自分がどれだけ頑張ってきたかを振り返るようにしています。たとえば、

・単語帳をどれだけ覚えたか
・オンライン英会話のレッスン数
・ブログを書く

自分の英語学習を「見える化」しました。それを見返すことで、「こんなに頑張ったんだから大丈夫」と自分を励ますことができます。

この、プロセスを重視する効果は絶大です。実際、

英検準1級面接試験でも、笑顔で堂々乗り切りました！

私は、毎日ネイティブキャンプでオンライン英会話に取り組んでいるのですが、英検の面接前にガッツリ目にレッスンを受けました。

前日に4回、当日朝に3回、模擬試験に取り組んだんです。
（レッスン回数が無制限なネイティブキャンプ。ありがたい…）

すると「ここまで練習したなら、落ちても実力不足なだけ」と、当日、開き直ったようなメンタルになれました。

自分が納得できているので、実力が出しやすいんです。

英語が話せない劣等感から抜け出していこう！

英語を学ぶ上で、劣等感を抱いてしまうのは珍しいことではありません。

英語が話せない劣等感を乗り越えるには、「周りと比べない」「繰り返し練習する」「練習した実績を意識する」という3つの心構えが大切です。

私自身、この方法で少しずつ英語を話せるようになり、今では海外旅行でも楽しんで会話ができるようになりました。

先日の英検面接も、笑顔で乗り切れました。

「英語が話せない」という壁は、メンタルと練習次第で越えられるものだと実感しています。

焦らず、少しずつ自分のペースで進めていけば、きっともっと英語で会話を楽しめる日が待っていると自分を励ましながら、これからも続けていきます。