英語を話せるようになりたい主婦のRieです。
現在、オンライン英会話のネイティブキャンプで、英語脳が4倍速で身につくと話題のカランメソッドに取り組んでいます。
日々、音読の効果を実感してます。
そこで感じたのは
音読にフォーカスする英語学習って効率的なのでは?
という疑問。
いま、取り組んでいるカランメソッド。
正直、めちゃめちゃ良いです。
(クリックすると別記事にジャンプします)
でも、カランメソッドって、ちょっとお高いし、期間もかかるんです。
1日2レッスンを週5日受けて、1年くらいかかる。
まるで、修行のようです。
家で自習してると、娘に
なんか、念仏唱えてるみたいだよ…笑
ま、まじ…(ショック)
私の英語学習のモチベーションは「子どもにペラペラになってもらう」ことなのに。
気が付いたら修行僧になっていました。
お金や時間をかけずに、サックリと英語体質を作る方法って他にないかな?
こんな風に考えていたところ
カランメソッドに近い、基本的な音読やシャドーイングに特化した教材が良い気がする…!
と、思いつき、さっそくチャレンジしてみることに。
この記事では、40代で英語学習を再開した私が音読のテキストに取り組んだ感想をシェアしています。
みるみる英語力がアップする「音読パッケージトレーニング」
今回、英語学習の初級~中級レベルの「みるみる英語力がアップする音読パッケージトレーニング」に取り組んでみました。
初版発行は2009年です。
ちょっと昔の本に感じましたが、今も書店に並んでいるので人気があるのかな。
- 音読とシャドーイングが同時に行える
- 初級~中級レベルでチャレンジしたい
- 多くの本を出してる著者に興味がある
著者の森沢洋介さんは、「瞬間英作文シリーズ」で有名な英語教室の先生。
その森沢さんが書いた初心者向けの音読本という点に惹かれて、この本を選びました。
実際にどうだった?
結果:かなり効果あった!
1日20分。週に4~5回のペースで1カ月間取り組んでみました。
その結果…
かなり、効果あった!
断言できます。英語のいろんなスキルのレベルアップを実感しました。
しかもかかった期間は、たったの一カ月。
さっそく、感想をシェアしていきますね。
リスニングスキルがアップした
初級~中級レベルのテキストなので、文法的には簡単な本書。
初級の方にもとっつきやすい内容です。
文章が簡単なので、「聞き取れない…」って悩むことが少ないんです。
ちょっと難しいとこもある。でも、難しすぎない。
はじめのうちは「???」と思っていた部分も、繰り返し聞くことで、文章が見えてきます。
「英文が読めるけどリスニングが苦手」と言う人のリスニング力UPに、とても良いと思います。
英語を英語のまま感覚的に理解できる
リスニングのスピードが早すぎてついていけない…
英語学習中に、こんな悩みを持った方は少なくないはず。私もその中のひとりです。
でも、中学レベルの英文で構成されている本書。
普段、英語に触れていない人でも、「なんとなく」意味が推察できる部分があります。
それを何回も聞いたり音読したりしていくうちに、あれ?と。
気が付くと英語を英語のまま吸収できるようになっているんです。
いちいち和訳していると、リスニングについていけない。
私自身、乗り越えないといけない壁の一つでした。
音読パッケージを繰り返すと、英語を英語のまま頭から感覚的に理解できるようになってくるんですね。
リスニング力がUPすると、英語がそのまま入ってくる
だから英語を英語のまま理解できるようになる!
音読パッケージトレーニングの取り組み方
音読パッケージには、おすすめの取り組み方が紹介されています。
1.先行リスニング
2.聴き解き
3.リピーティング
4.シャドーイング
5.音読
6.サイクル回し
6つもステップがあるのか。
ちょっとめんどくさそう…って正直はじめは思いました。
でも、やってみたら全然面倒ではないです!
むしろものすごく効果を感じたので、ぜひ、この通りに取り組んでみてほしい。
私は、1回20分を週4~5回。週末は40分~1時間取り組む日をつくりつつ、1カ月で完成しました!
簡単に流れを説明しますね。
1.まずは先行リスニング
まずはテキストを一切開かずに付属の音源をリスニングします。
音源は全部で40分。かなりのボリュームなので、まずは半分の20分を聞きました。
そこからしばらくは、テキストを開かずにひたすらリスニングします。
文章自体は難しくないのですが、音だけを頼りに内容を推察しなければならないので、すべてを理解するのは難しかったです。
3回聞いたところでだいたい7割くらい理解できてきました。そこで、次のステップに進みました。
2.テキストを見ながら聴き解き
選考リスニングの次は、テキストを見ながら行う「聴き解き」です。
テキストを見ながら音を聞いてみると、理解が深まります。
というか、けっこうミスリスニングしていたことに気付きました。
耳を合わせるようにして、テキストを音源のスピードと同じように読める練習をしていきます。
3.リピーティング
テキストを見ずに、音源をなぞって発音することを繰り返していきます。
モデル音声を1センテンスもしくは1フレーズ聴き、そっくり繰り返すこと
本書には、休止時間(ポーズ)がついているバージョンと普通の音読バージョンの音源が付属。
ポーズ付きでは、1文を読むごとに同じ長さの無言の時間があるので、その間にリピーティングができます。
このポーズ機能、控えめに言ってめちゃめちゃ便利でした。
すべての音読教材にポーズ付の音源を付けてほしい…。
テキストを読まずにリピーティングすることが推奨されていますが、難しい場合には、テキストを見ながら取り組んでもOKです。
このステップに一番時間がかかります。
でも、ここをしっかりやっておくと、後が楽です。
じっくり取り組みましょう。
4.シャドーイング
リピーティングが無理なくできるようになってきたら、音源より1~2語遅れてついていくシャドーイングを行います。
英語を聞きながら、それを真似て発音する訓練法。英文を聞き終えてから繰り返すのではなく、聞こえてくる英文のすぐ後ろを影(shadow)のように追いかけるのがポイント。
「聞く」「発音する」を同時に行うので難易度は高いものの、繰り返し練習することでスキルUPできると近年注目されています。
この段階にくると、カランメソッドのレッスンに似た環境になってきます。
(カランは本来、講師よりも早く回答を言うのが理想的とされていますが)
始めは少し難しいですが、リスニングしてきた内容なので、そのうちスラスラとシャドーイングできるようになります。
つまづいてしまううちは、リピーティングとシャドーイングを繰り返します。
この、リピーティングとシャドーイングのサンドウィッチが上達のコツとのこと。
何度もやっているうちにスムーズにシャドーイングできるようになってきますよ。
最終的に、テキストを見ずにリピーティングとシャドーイングができるようになったら、次の音読に進みます。
5.音読
ここで一旦、CDを使わず、テキストに戻って音読をします。
すると、びっくり。
頭の中に音声が残っているので「聴き解き」のときより、段違いに読めるようになっていました。
シャドーイングを繰り返しているので、スラスラいけます。
暗記の必要はありませんが、自分で納得いくまで音読してから、次のステップに進みましょう。
6.仕上げのサイクル回し
いよいよ仕上げです。
テキストを見ずにリピーティングを行います。
上手くできたら、シャドーイングに移ります。
今までよりもスムーズに言えるようになっています。
そしてきっと、英語の文構造が頭からスラスラ理解できていることに驚くはずです。
ここまで行けば、完成です!
効果的に音読をしまくるために押さえておきたいポイント
今回、週に4~5回音読して、大きな効果を感じた私。
1カ月取り組んでみて、効果的な音読のポイントを自分なりに考えてみました。
Point1:自分のレベルに合った教材を選ぶ
これ、ほんっとに大事なポイントです。
いきなり難しいのを選ばないほうが絶対いい。
むしろ簡単すぎるくらいでも良いかもしれない。
私自身、カランメソッドのステージ1からはじめて音読の効果をものすごく感じているから。
パッと見て理解できるレベルから始めてみてください。
今回私が取り組んだテキストは、初級~中級レベル。幅広い英語学習者におすすめです。
Point2:音声データが使いやすい教材を使う
音読教材は、必ず使いやすい音源付きのものを選びましょう。
リピーティングしやすいよう、文章の間に休止時間がある音源がおすすめです。
「発音、合ってるかな?」って不安を抱きながら音読してる時間がもったいないですしね。
リピーティングできるテキストだと、発音をすぐになぞれるので、ほんとに便利です。
音声を聞きながらのリピーティングとシャドーイングを通して、リスニングスキルも磨かれていきます。
ちなみに、ゆっくりのスピードでシャドーイング練習したい方には、こちらのCDプレーヤーがおすすめ。
わたし、実際これを使ってDUO3.0にも取り組んでいるんですが、音声をゆっくりも早くもできて、ものすごくものすごく便利です…!
Point3:いきなり音読せずリスニングから
「音読のテキスト買ったのに、音読しないでリスニングからやるの?」
こんな風に思う方もいるでしょう。
でも、まずは音だけで教材をどこまで聞き取れるのか、ぜひチャレンジしてみてほしいです。
正解を見ずに、問題を解いていく作業に近いですね。
このステップを踏むと、より英語を「感覚的に」捉えられるようになると言われています。
書かれている英文をただ声に出すだけでは、どうしても受け身になってしまうんですよね。
音読パッケージで推奨されている、リスニング→聴き解き→リピーティング→シャドーイングという段階。
実際に自分で取り組んでみると、定着度が違うことがわかりました。
ちなみにカランメソッドも、予習はせずにまずはリスニングから入ります。
英語を頭から理解できるようになるためにも、いきなりテキストは見ないほうが効果的なようです。
Point4:できるだけ毎日やってみる
今、毎日カランメソッドをやっている私。
この音読パッケージのテキストもマスターするまでは週4~5回のペースで取り組みました。
2~3日休んでしまうと、40代の私の脳は思い出すために時間が必要です…。
とにかく忘れないためにも、少しずつでも毎日、目と耳と口で英語に触れる!という気持ちで取り組みましょう。
楽しい音読ライフを通して英語スキルをサクッと上げちゃおう
みるみる英語力がアップする音読パッケージは、英語学習の初級~中級者が「英語を頭から理解できるようになる」トレーニングです。
英語を習得するには、地道な反復練習が一番大切。
日々、カランメソッドを受けながら感じていることです。
本書を通して音読やシャドーイング、リピーティングで英語を話すうちに、文構造が自然と頭に入ってきます。
私自身、約1カ月で格段に英語が話しやすくなった!と実感できました。
ただ一つ、難点を挙げるとすれば、音声データがCDメインなところ。
POD(プリントオンデマンド版)を購入して、音源を別途購入する方法もあります。
その難点を考慮しても、ポーズが初めから入った音源がある本書は、本当に便利です!!
初級~中級の方に、ストレスなく取り組めるレベルと思います。
「英語脳」を効率よく身につけたいと考えている方は、ぜひ、手に取ってみてください。
ガッツリ修行したいという方にはカランメソッドですね。
私が現在苦戦している模様は、こちらの記事で紹介しています。
「4倍速で英語を身につけたい」
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