我が家の長女は、小学生の時に公文の英語に少し通いました。
でも、ほかの習い事が忙しくて、ほんの数カ月で一度退会。
そのままになっていましたが、中学入学のタイミングで塾に通うか本人に確認したところ
塾には行かない
公文で英語だけやる!
OK!
でも…中学生から公文?
私が以前から抱いていたイメージは、「幼児教育といえば公文」というもの。
でも、小学生の時に少し公文に通っていた長女は、
公文英語を中学生で本格的にやりたい
と、感じていたようです。
正直「英語だけ」というのは不安でした。
全教科をカバーしてくれる学習塾の方が良いのでは?
習い事も部活もやりたいから塾行く時間ないと思う
なるほど…
長女の気持ちを尊重して、中学1年生になるタイミングで公文を再開しました。
この記事では、中学生で公文へ入会してどうだったのか、正直にレビューします。
高学年や中学生から公文を検討している方
KUMON英語の効果に興味のある方
高学年以降の英語学習方法を探している方
中学生の公文英語のシステムと料金
まずは、公文英語の料金や学習方法についてご紹介します。
中学生向け公文英語教室の料金
公文は、取り組む教科の数と住んでいる都道府県によって、月謝が異なります。
・東京・神奈川:中学生…8,800円/月
・上記以外:中学生…8,250円/月
英語を習う場合には、入会時に専用リスニング機器のE-Pencil(イーペンシル)6,600円を購入する必要があります。
公文には入会金がないので、イーペンシル代が入会金のような印象でしょうか。
ちなみに小学生の料金は、東京と神奈川は7,700円/月、上記以外の地域は7,150円/月です。
同じ内容なのに、中学生の料金は、小学生より1,100円UPします。
正直、安くはないかなぁ・・・
と、ちょっと思います。
でもですね。
中学生は、塾代も軒並み上がるんです。学習塾と比較すると、公文はかなり割安。
学年を超えた学習なので、効率よくやれればコスパは最強です。
さらに、公文には「夏期講習」「冬期講習」などの追加費用がありません。
イーペンシルさえ購入してしまえば、その後の追加費用が掛からない。
これは嬉しいポイントです。
公文の教材はオリジナルのプリントとタッチペン
公文英語は、オリジナルのイーペンシルというタッチペンとプリントを使って学習します。
イーペンシルは、約17cmの手のひらサイズ。
電池を入れた重さは、約70gと超コンパクトです。
小さいお子さんでも持ちやすいと思います。
そして、メイン教材は、A5サイズの両面印刷のプリント。
200枚のプリントをマスターしてテストに合格すると、次の教材にステップアップする仕組みです。
公文英語の教材と進級基準
公文は、学年の幅がない学習方法。
入会時に受けたテストの結果をもとにスタートする教材が決定。
その後も公文のグレードに沿って、進んでいきます。
公文の英語教材の目安を表にしてみました。
教材は少しずつ難しくなっていくように工夫されているので、スモールステップで無理なく取り組める内容になっています。
公文の英語は、先生に教えてもらうというよりは、進捗をチェックしてもらったり音読を聞いてもらったりするために教室に通うというイメージです。
長女は中学1年生。
中学1年は公文グレードでいう「G」教材に該当しますが、入会してすぐは「D」教材からスタートしました。
はじめは簡単な内容だったのでサクサクと進級し、4カ月ほどで中1レベルの「G」教材へ。
そして約10カ月で、「I」教材まで進みました。
「I」教材は中学三年生、英検3級レベルです。
長女の場合、6カ月で中1レベルから中3レベルまで進級できたことになります。
自分のペースで進級できるのが公文の良いところですね
公文英語中学生の成果と正直レビュー
中学生が公文英語にかかる時間
一日にどのくらい取り組んでるの?
毎日15~30分くらい。
5~10枚ずつやってる
プリントによってかかる時間はそれぞれのようですが、一枚当たり3~5分程度かかるとのこと。
部活や習い事で忙しい日々を送っていますが、週2回を目標に通っています。
通塾時には、教室で30分くらい学習するそうです。
公文英語ってどう?と聞いてみた
学校の授業が公文の復習になってるよ
それってどういうこと?
公文は、スモールステップを繰り返す学習方法。
そばで見ていると、
「英語の感覚を鍛えながら暗記していく」
というイメージでしょうか。
間違えたところは先生からアドバイスをもらえるようですが、「習うより慣れろ」という感じですね。
長女は、学校の授業で現在進行形について説明されたときに、
「なるほど~!」と理解が深まったとのこと。
公文でなんとなく身につけていたことを、学校で復習しているようです。
中学生が公文英語を学習した後の成績
公文英語のおかげで、英語の成績は「5」を取ることができています。
英検の方は、現在4級(中学2年生レベル)まで取得し、3級(中学3年生レベル)を受験予定です。
もし合格出来れば、1年間で中学3年間の英語を一通り学習できたということになります。
公文のおかげで、英語は得意教科になっていると言えそうです。
定期テストの直前には、英語以外の勉強に時間を当てられるようです
2024年4月追記:英検3級に合格できました。
小学校高学年や中学生からの公文英語に対するQ and A
はじめは中学生から公文?と思っていた私ですが、長女の希望に沿って入会して良かったと今は感じています。
入会前に抱いていた疑問や不安に対して、今の感想を紹介します。
Q. 高学年や中学生からでも効果的な学習ができる?
高学年以降の方にも公文英語は自信を持ってお勧めできます!
高学年や中学生だから遅すぎるということはありません。
むしろ、低学年からより中~高学年から始めた方がいいかもしれないと思うほどです。
公文式学習は年齢や学年に関係なく、自分にちょうど良いレベルからスタートします。
そのため、
しっかり理解してないと、進級できません。
日々プリントをなんとなくやり過ごせても、実力が付いていないと進級のテストは受からないんですよね。
教材のグレードが上がっていくうちに英文の内容も難しくなっていきます。
そうなってくると、必要なのは英語力だけではありません。
日本語力と一般常識が必要です。
リンカーン大統領について読んだよ~
低学年には難しそうだね
中学生だと、
「アメリカは大統領制である」
「大統領はよく演説をしている」
という、知識がありますよね。
だから、長文を読んでいても「???」となりにくい。
グレードが上がってからは、日本語の読解力や一般的な知識があった方がつまずきにくいんです。
結果的に短期間でのステップアップにつながりやすいのではないでしょうか。
Q. 公文の英語ではどんな力がつく?
公文の英語はプリントをメインとした学習なので、リーディングとライティングのスキルが身につきます。
さらに、音読とイーペンシルを使ったリスニングも行うので、『読む・書く・聞く・話す』の英語4技能をマスターできるとされています。
そばで見ていると、リーディングの比重が多いかなと感じます。
最終的には、原書を確実に読みこなせるだけの能力が育まれるようです。
Q. 忙しい中学生でも公文に通えますか?
中学生は、部活や習い事、定期テストで何かと忙しいですよね。
週に2回の通塾は負担になってしまうのでは?と考えていました。
実際、忙しいときや定期テストの前には、公文をお休みしています。
「来週は来れないのでプリントを多めにください」
「テストがあるので日程を変えてもいいですか?」
公文の先生にこんな交渉ができるのも、中学生ならではかもしれません。
親は「継続していることがすごいよ~」というスタンスで見守っているだけ。
本人がうまくスケジュールを調整しています。
塾よりも拘束時間が短い公文。
忙しい中学生にぴったりかも?
まとめ
中学生から公文英語をはじめた体験談をご紹介しました。
塾や英会話教室のように先生から教わるのではなく、自ら英語を習得していくというスタイルの公文。
毎日コツコツとスモールステップを積み重ねていくという勉強スタイルは、英語学習と相性が良いのではないでしょうか。
実際、中学生からはじめても十分効果があると実感しています。
でも、公文には「向き」「不向き」があるという意見もあります。
ひとりでコツコツと取り組むタイプのお子さんや、スケジュール調整が得意なお子さんには向いていると思います。
一方、自己学習の習慣がないまま高学年以降に公文を始めると、宿題の多さにしんどくなってしまうかもしれません。
その場合には、宿題の量や通塾の頻度を減らしてもらうよう交渉するのも手です。
この記事を通して、「中学生から入会しても、十分に成果がある」ってことが伝わってると嬉しいです。
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公文に向いていないかも?と言う方には、オンライン英会話がおすすめ。
長女は公文と並行してオンライン英会話をしています。
正直、英会話にもかなり効果を感じています。こちらの記事も良ければ読んでみてください。
公文英語とオンライン英会話を比較してみました。
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