英検の英作文にガチで取り組んだらスピーキングも上達した話

こんにちは。「りえいご」をご覧いただきありがとうございます。

「英語をもっと話せるようになりたい」と思いながらも、忙しい毎日に追われている方は多いのではないでしょうか。

私もそのひとりです。

最近、英検にチャレンジしたのですが、特に力を入れたのが「英作文」。

そして意外にも、この英作文の対策がスピーキング力に思わぬ効果をもたらしました。

日々、取り組んでいるオンライン英会話で

あれ…？いつもより文章が口から出やすい気がする…。

なんか私、前よりもしゃべれるようになったかも？

と、気付くことがありました。

たぶん気のせいではなくて、英作文を通して、英語の「型」が身についてきたから。

今回は、私がどのようにして英作文とスピーキングを同時に鍛えられたのか、その体験をシェアしたいと思います。

【プロフィール】
アラフォーの契約社員
2児の母（中2長女・小6長男）
2024年の2月に英検2級取得
同10月に準1級筆記試験に合格

英作文を鍛えたら、スピーキングにどんな効果があった？

まずは、なぜ英作文がスピーキングに効果的だと思ったのかを説明しますね。

先日、英検準1級を受験。その中でも、英作文の対策をがんばりました。

そして、こちらの点数をゲット。

72％の点数は、ものすごく高いわけでもないけど、低すぎるわけでもない。

要は、英検準1級合格には「そこそこ」のレベルだと思います。

私はもともと英作文が大の苦手。そんな私が、英作文に取り組んで得たスキルをご紹介します。

1. 語彙と表現が自然に増えた

１．まず自分の意見を言う
２．その理由を述べる

英検対策では、この練習をひたすら繰り返します。

I think ○○, because～～.
私は○○と思います。その理由は～～だから。

練習を積み重ねる間に、この「型」が身についてくるようになります。

型にはめれば自分の意見を言いやすくなるので、自然と会話にも生かせるように。

スピーキングの際に言葉が浮かびやすくなり、より自信を持って話せるようになりました。

2. 文法が身につき、正確に話せるように

今、準1級の面接試験に向けて、毎日ネイティブキャンプで練習をしています。

2級の面接練習の時よりも、明らかに英語がスムーズに出てくるんです。

成長している…。

英作文は、スピーキングよりも文法のミスが目立ちます。目で見えるからね。

自分で見直したり添削を受けたりするうちに、簡単な文法で自分の意見を伝えるスキルが身に付いてきました。

簡単な構文を使うのは、極力ミスをしたくないからです。ミスすると、英検ではどんどん減点されてしまうんですよね。

この「正確な文法を意識する」癖がついたのは、ある意味財産かも。

スピーキングでも、より的確に表現できるようになり、前よりもポジティブな気持ちで会話に臨めています。

3. 英語で考える力がアップ

英作文を繰り返していくと、だんだん英語で考える癖がついてきます。

トピックをいきなり英語で表現するのが難しかった私は、まず日本語で考えて英語に直していく練習を繰り返しました。

そのうち日本語で下書きしなくても、だんだん英語で考えられるように。

英検の時間制限内で英作文を書かないといけないというプレッシャーも、良い緊張感になったのかもしれません。

続けるうちに「英語で考える」感覚が身についてきました。すると、スピーキングの即興力にも良い影響が。

頭の中で英語の文章が組み立てられるようになり、会話がスムーズになってきました。

私が取り組んだ英作文の具体的な方法

英作文を頑張ったことで「話す」スキルが向上したことをご紹介してきました。

ここからは、実際にどのような英作文対策をしたのかについてご紹介していきます。

英検の過去問を使った練習

まずは、英検の過去問を繰り返し解きました。

初めは苦戦しましたが、繰り返すうちにどのように文章を構成すればよいかがわかってきました。

特に、賛成か反対かの立場を明確にし、理由を具体的に書く練習がスピーキングでも役立ちました。

旺文社の過去問は、解説が丁寧なので、英作文の「型」を身につけたい方に超絶オススメです。

添削を受ける

オンライン英会話で添削を受けたのも有効でした。

自分で書いたものを、レッスン前にタイピングしておいて、チャットボックスにコピペします。

先生からフィードバックをもらうことで、気づかなかったミスや不自然な表現を修正することができます。

最初はミスを指摘される恥ずかしさもありましたが、添削を受けることで一層精度が上がりました。

私は、オンライン英会話のネイティブキャンプを利用していますが、オンライン英語添削[アイディー]のような英文添削に特化したサービスもあります。

アイディーは、24時間、世界中の英語専門家・ネイティブ講師から添削指導が受けられる、オンライン英語添削サービスです。

アプリやブラウザから英文を送信頂くと、「なぜこのような添削結果になったのか」を丁寧に解説してくれます。

1添削が166円～と格安なので、気軽にチャレンジできるのが魅力です。

自分で書いた英作文を音読してみる

自分で書いた英作文を音読するのも、すごく効果的です。

はじめは、先生に勧められて英作文を声に出して読んでみました。

すると、自然と表現が口に馴染み、会話でも似た表現を無意識に使えるように。

この「音読練習」がスピーキング力を高めるのに非常に効果的でした。

音読は無料でできるので、ぜひぜひ試してみてほしいです。

英作文はスピーキング力向上の近道！これからの目標

英作文を通して「型に当てはめる」会話構造が身に付き、以前よりもリラックスして話せるようになりました。

今は、さらに英語力を伸ばしていきたいと思っています。

40代の主婦でも、英作文を真剣に取り組むことでスピーキング力が上がります。

英作文は語彙や文法を強化し、英語の構造を理解する絶好の練習。

スピーキング力を伸ばしたいと感じている方は、ぜひ英作文にも挑戦してみてほしいです。