こんにちは。先日、英検の1次試験を受けた皆さん、お疲れ様でした!
私も2024年第2回の試験を受けてきたんですが…。
手応えが微妙で、合格しているかどうか正直分かりません。
試験が終わってすぐの自己採点では、点数がギリギリで
「これ、大丈夫かな…」という心境です。
結果が出るまでモヤモヤしてしまいそうなので、1次試験の解答速報を見て自己採点をした結果をまとめてみようと思います。
英検準1級1次試験の自己採点結果
早速ですが、私の自己採点結果(正答率)は以下になります。
リーディング:20問/全31問(64.5%)
リスニング:18問/全29問(62.0%)
英検準1級の1次試験突破に必要な正答率は、約70%とのこと。
さっきは、ギリギリって言ったけど
全然、足りてない…?
各項目ごとに振り返ってみます。
リーディングの振り返り
リーディング、長文問題はそこそこ解けたんです。13問中、10問正解でした。
でも、単語でやらかしました。
「単語が分からない!」から始まる焦り
過去問を解いているときから、単語は苦手。
でもだからこそ、けっこう時間は費やしたつもりです。
空き時間には単語帳を眺めたり、音声データを聞いたり、シャドーイングしたり。
単語帳、ボロボロになってたよね
でも、ぜんぜん記憶に定着してなかった(トホホ)
本番では「あれ?これ、なんだっけ?」と戸惑うこうとが多かったです。
「これも分からない…次も…」と、まさに負の連鎖でした。
記憶をたどって消去法で解く
試験中、自己嫌悪に陥りそうになりました。
どの単語もなんとなく見たことがあるような気はするけれど、自信がない。
自分を励ましながら、記憶をたどって消去法で解きました。
リーディングの結果
語彙問題:10問/全18問
長文問題:10問/全13問
単語は、初めて過去問をやったときと同じくらいの正答率…
(そのときは12問/全25問)暗記が苦手すぎることを痛感します
リスニングの振り返り
リスニングは、パート2が難しすぎました…。
最初のパート1は比較的聞き取れたのですが、パート2に入った途端、話の展開が急に速くなったように感じました。
リスニングパート2で感じた難しさ
パート2は、スピーチやインタビュー、説明のような形式で進む内容です。
約2分間、ぶっ通しです。
当然のことながら1回しか聞けないため、集中力がかなり求められます。流れるなスピードで、途中で1つ聞き逃してしまうと、そのまま内容を見失ってしまうことも…。
「今のポイント、どこだった?」と思った瞬間には、もう次の話題に移っています。
人名や地名、年代などなど次々と新しい情報を出してくると、追いつけなくなりがちです。
気持ちを切り替えることが大切
リスニングの極意は、
聞き取れなかったら、わからなかったら、捨てる。で、次いく。
リスニングでは1つのミスが後々まで影響することが多く、頭の中で考えているうちにに、次の質問が聞こえなくなる…。これで負のスパイラルに陥ってしまうんですよね。
これは、前回の英検2級で体験した反省点でした。
そんなわけで、パート2はボロボロでしたが、パート3はなんとか持ちこたえました。
リスニングの結果
Part1:9問/全12問
Part2:5問/全12問
Part3:4問/全5問
パート2では、過去最低点をマーク。過去問では、いつも全問正解できていたパート3でも1問ミスしてしまったのが痛い…。
すっごい悔しいけど、これが私の今の実力なのでしょう。
ライティングの振り返り
英検準1級のライティングでは、要約問題とエッセイが出題されます。
要約を書き終わって、字数を確認したら…
試験中、時間内にまとめることが第一だと思って、急いで文章を書き上げました。
「やっと終わった!」と少しホッとしながら字数を確認してみると…56字。
要約問題は、「60字から70字」という決まりです。
たった4字足りないだけとはいえ、指定された字数に満たないと減点されてしまうので、書き直すことに。
内容を修正して、なんとか62字に変更しました。消して書いて…消して書いて…。この時間がもったいなかったですね。
実際、要約には25分間かかりました。
意見論文を書き終えた後に感じたこと
エッセイは、要約よりもうまく書けたかなと思っています。
それでも、試験が終わってから4日経った今、じわじわと不安が増してきて「あの表現、もっと良い言い方があったはず」と思い返してしまいます。
8カ月前に受けた英検2級では、ライティングの点数が低かった私。 その頃と比べれば、複雑な構造や接続詞を使って書けるようにはなったと思うのですが…。
救いとしては、一応、フォーマットに沿ってかけたこと。あとは、採点結果を待つのみですね。
ライティングの結果
要約も意見論文も制限字数や構成に沿って書けた。
自己採点できないので、結果を待ちます!
どう対処すべきだったか?前向きに考えてみた
試験が終わった後、振り返ってみて思ったのは、やはり単語力の強化が最重要だということです。
リーディングの教訓
長文試験では、文脈でなんとなく意味を推測できる部分もあります。
でも、やはり基本的な単語の意味を正確に理解していないと、試験中の焦りに繋がると痛感しました。
よく英検準1級の対策で目にする「大問1の語彙問題では、しっかりと点数を取っていこう」というアドバイス。
記憶力の低下している40代にはキツイですが、次はもっとしっかりと単語を覚えて、試験中に冷静さを保てるようにしたいです。
リスニングの教訓
今回私が12問中5問しか正解できなかったパート2では、英語を「聞き取る力」と同時に、「要点を把握する力」が試されます。
ただ音を聞くだけでなく、内容をしっかり理解する練習が必要です。
普段からニュースやインタビュー形式の音声を聞いて、 話の流れやキーワードを掴む訓練を増やすことが、次回の試験に向けた課題かなと思います。
意識が飛びそうなくらい、何を言っているのかわからないときがありました。
白目、向きそうでした。必死に黒目を保ちましたけど。
このままではまずい!と思って、頭の中で「今のは捨てよう。次に集中しよう」と自分に言い聞かせてましたね。
40代になったからこそできる、マインドコントロールかもしれません。焦りを感じたときこそ、 切り替えが大切ですね。
ライティングの教訓
ライティングは、何回も練習したので「型」にはめて最低限は書けたと思います。
時間がない中で必死になっていたので、文章の細かいところまで気が回らなかったのが心残りです。そして、見直す時間もありませんでした。
要約で字数ミスをしたのが、もったいなかったですね。
56字しか書けていなかったのは、まとめすぎて必要な情報を省いてしまった結果です。無理に短くしようとすると、逆に字数不足になりがちなんですよね。
そして意見論述は、模範解答を見て「私の作文は稚拙だったな」と感じました。
英検準1級の採点は、文法や語彙の精度だけでなく、「 意見が論理的に展開されているか」や「主張がしっかり伝わっているか」といったポイントも重視されるようです。そう考えると、私が高得点を取るのは難しいかなぁ。
英検準1級1次の突破は正直厳しい…でも面接対策スタート!
最後に、試験を終えた直後の感想と、これからについてまとめます。
とりあえず、面接対策はじめました
「合格していると信じて動いてみる!」
正直なところ、そんなポジティブな気持ちにはなれません。
でも、面接対策を少しずつはじめています。
結果がどうであれ、今からやっておけば、もし合格していた時に安心です。
というか、今からやっておかないと、私の場合は絶対に間に合わないです…。
例え不合格だったとしても、面接の練習をしておけば次回に向けて準備が整うはず。無駄にはならないって信じて、前向きに取り組むことにしています。
まずは、面接の形式を理解するところからスタート。どうやら、筆記試験と同様に自分の意見をしっかり述べることが重要みたいですね。テーマに対してどう答えるかを日本語で考える練習をしています。
結果が出るまでのこの不安な時間、できるだけ有意義に過ごせるように、今できることに集中しようと思います。
不思議。試験直後に感じた、達成感のような解放感
リスニングの最後の問題をマークする瞬間、思ったんです。
「私、がんばった~!」
手ごたえはあまりなかったのに、ものすごい解放感でした。
そして夫を呼び出して、打ち上げと称して居酒屋でビールを飲みました。
正直、試験に受かったという実感は無かったんです。5割取れてるかな?くらい。
翌日に自己採点して6割取れていて、逆にびっくりしたくらいです。
結果は不合格かもしれません。
でも、試験まで頑張った自分がいたことは事実です。
始めて味わった感覚なのですが、この気持ち、悪くない気分です。
わたし、頑張ったと思う!
今できるだけの努力、たぶんできたと思う。
落ちてしまったとしたら、それは私の実力不足なだけ。また受ければいい。
これは、40代の学び直しだからこそ感じられる気持ちかもしれないですね。
「いつまでに受からなきゃ」というプレッシャーがないんです。
今回、振り返りを書くことで、客観的に気持ちを整理できました。
(ブログやってて良かった)
試験結果が出たら、報告します。
追記:英検準1級一次試験、ギリギリ合格していました!