2024年度第2回の英検が近づいています。
(この記事を書いているのは、試験の10日前)
今回、我が家の中学2年生の長女が英検準2級を受験予定です。
もともと、今回の英検受験には乗り気ではなかった長女。
でも、私と親子受験をするなら・・・と、申し込みました。
ちょっとずつ勉強している様子がみられていましたが
直前期にいきなりのモチベダウン。
試験前のモチベーションダウンは、できれば避けたい。
悩んでいる時間がもったいないし、実力も出にくくなってしまいます。
そこで、今回めっちゃ頑張って励ましてみました。
意外と成功したような気がするので、忘備録を残します。
「受からないと思う。多分、無理」
英検準2級の試験を直前に控えた長女から
「ごめん。今回落ちると思う。無理だ」
と言われました。
絶対無理だと思う…
(どんどん不安になる)
話、聞くよ?
話を聞いているうちに、色んな要素が重なって不安になっているということがわかってきました。
不安要素1:定期テストで時間が取れなかった
期末試験が重なって、どうしても英検の勉強時間を確保できなかった…。両方しっかりやろうとしてたのに、9科目だよ!?内容が多すぎて。計画的に時間を作って頑張ろうと思ってたのに!
期末試験が英検の2週間前だったんですよね。
そんなの前からわかってたし…
夏休み、遊びまくってたやん!!
(親の心の声)
試験に追われて、次の週は試験が返ってきて。
バタバタしていたら気付いたみたいです。
もう英検じゃん!って。
焦りや後悔の気持ちが一番強いのは、長女本人。
「時間が足りない」ってプレッシャーがかかったのかな?
期末試験を優先して英検の勉強を後回しにしたことへの後悔や、「もっと早くから計画を立てておけばよかった」という反省の気持ちもあるのかもしれません。
なので期末試験を頑張ったことを、まずはねぎらいました。
期末テストは大切だよ…。どっちみち勉強してたんだから偉い
自分を認めて、「これは仕方なかった」と納得してもらわないと前に進めないですからね。
不安要素2:単語が完璧に覚えられない
単語が覚えられないんだよね
不安な気持ちめっちゃわかる!単語難しいよね
英検準2級の単語は、中学2年生にとって難しいと感じるかもしれません。
準2級は「高校中級程度」の英語力が求められるレベル。中学英語だけでなく、高校で習うような単語や表現が含まれています。
そのため、日常生活でよく使われる単語だけでなく、少し専門的な単語や、抽象的な表現も出てきます。
例えば、「environment(環境)」や「decision(決定)」のような単語は、比較的馴染みがあるかもしれませんが、「complicated(複雑な)」や「requirement(必要条件)」のような単語は、あまり日常的に使いません。
単語が分からないと、試験そのものを難しく感じやすいんですよね。
これは、私も今準1級の対策で苦労しています。
だから
「単語難しいの、めっちゃわかるよ!」
と、共感できました。
私の話を聞いて「自分だけがわからないわけではない、そんなもんか」と思ってもらえたようです。
不安要素3:過去問の正答率が上がらない
過去問を2回分解いた長女。ライティングを除いた正答率は60%台でした。
全然合ってない!!英検って何%取れば受かるの??
それが…よくわかんないんだよね
英検準2級の合格基準スコアは、一次試験が1322点/1800点(約73%)、二次試験が406点/600点(約67%)です。
長女の場合60%台なので「不合格」なのかな、と思いきや、そうでもないようなのです。
英検では正答数に基づく明確な合格ラインは公表されていません。
代わりに「英検CSEスコア」という独自の基準で合否が決まります。
英検CSEスコアは、英検協会が独自の方法で計算しており、1問ごとの点数は決まっていません。受験者が答え合わせをしても、その正答数からCSEスコアを算出することはできないのです。合格は、このCSEスコアが基準を満たしているかどうかで判定されます。
要は、正答率が合格者平均とされる73%を超えていても英検の基準を満たしていなければ合格できないということ。
余計に不安になるばかりなんだけど…
不安要素4:英検準2級は、中学生に難しすぎる?
英検準2級は、中学生にとって確かに難しすぎるかもしれない。
合格率は、年度や試験の回ごとに若干の変動がありますが、一般的に40%前後とされています。
でも、長女と話しているうちに
期末試験で忙しくて対策できなかったから不安が強くなってるだけかも?
と感じました。
そこで、メンタルを上げるために、こんな感じで励ましました。
英検準2級に挑戦していること自体、立派だよ。結果がどうなるか不安になる気持ちもわかるけど、努力してきたことは自分の力になっているはず。試験に向けて勉強することが、確実にステップアップにつながるから、焦らず今できることを積み重ねてみてね。
もし今回は思うような結果が出なかったとしても、次に向けてまた準備できる時間が増えるだけだから、あまり自分を追い詰めすぎずに。今まで頑張ってきた自分をちゃんと認めてあげよう!
たしかに!今回落ちたらごめんね!
全然!とりあえず頑張ってみよ!!
今回は、長女が意外とすんなりモチベ上がってくれたので助かりました…。
(拗らせる時はこの程度の励ましではどうにもなりません)
中学2年生が英検準2級対策としてこれまでにやったこと
今回の英検準2級には「テキスト」「過去問」「公文」「オンライン英会話」で対策しています。
テキスト「一問一答 完全攻略問題集」を繰り返す
お気に入りのテキストを1冊やりこむのが、長女のスタイルです。
英検4級対策から「一問一答 英検 完全攻略問題集」を愛用しています。
こちらは、最近2024年度から改正された試験問題に対応した新バージョンが発売されたようです。
英検準2級では2024年からe-mailのライティング問題が追加されています
ちなみに、一問一答と最後まで迷ったテキストは「中学生のための英検準2級合格レッスン」です。
このテキストは、中学生を対象にしています。解説が丁寧と評判の旺文社が発行しているので、とても分かりやすいです。
そして…。試験直前でこちらを購入しました!
旺文社の「7日間完成 英検準2級 予想問題ドリル」です。
直前期に取り組むにはぴったりの内容かな?と思い、Amazon で注文。明日届く予定です。(ギリギリ7日間間に合うかな!?)
公文英語に継続して通う
長女は、中学1年生から公文英語を習い始めました。
公文英語では、現在K(高校2年生レベル)を受講中。
英検にはリーディング問題も多いので、公文の学習も並行して進めています。
そして、面倒見のいい公文の先生が、過去問の丸付けをしてくれています。これには感謝しかありません。
オンライン英会話は継続
オンライン英会話はKimini英会話を受講中。
Kimini英会話は、英検対策のコースが充実しています。
普段は週に2~3回受けていますが、現在はゆったりペースで継続中のようです。
筆記試験終わるまでは、英検の勉強に集中したいので頻度を減らすね
そうだね!一次試験まではのんびり、2次試験の前にはガッツリが良いかもね
試験まであと10日!モチベーション上げていこう
難しい試験の前に、気分が乗らなかったり、やる気が下がるのは誰にでもあること。
今回は、話し合うことでモチベUPしてくれたようです。
最近、思うんです。
中学生がやる気になるのって難しいなぁ。
スマホがあるからかもしれません。自分が中学生の時と、時間の過ごし方が全然違うんですよね。
やりたいことも、やらなきゃいけないことも多い中学生。
英検、受けたくないよね。(わかる)
でも、英検受けておくと後が楽だよ(親心)
私も今回、同じタイミングで英検を受けます。
むしろ、長女よりも私の方が、合格が危ういかもしれない。
(ブログ書いてる場合じゃない!)
長女に「大丈夫だよ!」とか励ましながら、自分も自信が無かったりします。
一緒にやるからこそ、しんどい気持ちや落ちそうな不安に共感できたのかもしれません。
あと10日、このまま試験までトラブルなく過ぎてくれることを願うばかりです・・・。