英検|中学生は何級から受けるべき?レベル別の目安と準備法

悩む人

中学生は英検の何級から受けるべき?

英語を学ぶ中学生にとって、英検は目標を持って英語力を伸ばす良い機会です。

でも、「どの級から受ければいいの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。英検には5級から1級までのレベルがありますが、自分に合った級を選ぶことで、無理なく挑戦し、しっかりとした成果を得られます。

この記事では、中学生が英検を受験する際に「何級から始めるべきか」について、学年や英語力に合わせた目安を詳しく解説します。

また、各級の特徴や効果的な準備方法についても、体験談を交えてご紹介します。これから英検に挑戦したいと考えている中学生や保護者の方の参考になれば嬉しいです!

プロフィール
RIZ
長女

RIZ英語を学び直している40代契約社員ネイティブキャンプ歴1年。英検準1級。

長女:公立中学に通う中学2年生。中学入学と同時に公文英語とKiminiオンライン英会話を開始。英検準2級公文K1。

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中学生が英検を受けるメリット

中学生が英検を受けるメリットはたくさんあります。まず、英検を目標にすることで、語彙力や文法力、リスニング力など、英語の総合的なスキルをバランスよく伸ばせる点です。

特にスピーキングやライティングなど、学校の授業だけではカバーしにくい技能を鍛えられるのが大きな魅力です。

さらに、英検の資格は私立高校の進学時にも大きなアピールポイントになります。

多くの学校が英検取得者に対して加点を行ったり、推薦条件に含めたりしています。例えば、英検3級以上を持っていることで英語力を評価してもらい、選考で有利になることも少なくありません。

RIZ

実際に、東京や神奈川の私立高校では、内申点に加点されることが多いです!

英検は、英語力を測るだけでなく、次のステップへの自信や進路選択の幅を広げるチャンスを与えてくれる資格と言えますね。

英検は何級から受けるべき?レベル別の目安

英検には5級から1級までのレベルがあります。ここからは、中学生が挑戦しやすい級を、学年や英語力に合わせてわかりやすく紹介します。

まずは、こちらの表をご覧ください。

英検に必要な語彙数とレベルの目安

英検5級は中1レベル、4級は中2レベル、3級は高校受験レベル。ここまでが、一般的な中学生の学習指導要領に沿った級になります。

それ以降は、高校レベルになるので、学校の学習だけではなく、追加の対策が必要です。

さっそく、それぞれについて解説していきます。

1. 英検5級(中1レベル)

  • 対象:英語を学び始めたばかりの中学1年生や小学生。
  • 内容:基本的な語彙や簡単な文法が出題されます。「What is this?」「I like apples.」といった、シンプルな文章の理解が求められます。
  • 目安:アルファベットや基本的な単語を覚えた段階で挑戦するのがおすすめです。

長女は、中学1年生の6月に英検5級にチャレンジしました。体験談はこちらの記事です。

2. 英検4級(中2レベル)

  • 対象:中学1〜2年生向け。学校での基礎的な英語を身につけた人。
  • 内容:日常的な会話や文章の読解が中心です。リスニングでは短い会話を理解する力が必要になります。
  • 目安:現在、中学2年生の授業に取り組んでいる人にちょうど良いレベルです。

英検4級は、5級よりも必要な単語数が約2倍に増えます。教科書の勉強だけでは不安な方は、参考書や過去問に取り組んでおくと安心です。

中学1年の10月に4級を受験した体験談もよろしければご覧ください。

英検3級(中学卒業レベル)

  • 対象:中学3年生や、英語が得意な中学1・2年生。
  • 内容:筆記試験に加え、スピーキングが加わります。テーマに沿って簡単な意見を述べる練習が必要です。リスニングでは少し長めの会話が出題され、読解力も求められます。
  • 目安:英語の基礎力が身についてきたら、次のステップとして挑戦すると良いでしょう。

中学3年生レベルとされている英検3級からは、面接試験が追加されます。

高校受験の勉強が本格化する前の1・2年生のうちに1度チャレンジしておくのがおすすめです。

4. 英検準2級(高校中級レベル)

  • 対象:英語が得意な中学生や、英検3級に合格した人。
  • 内容:高校生レベルの文法や語彙、長文読解、ライティングが含まれます。スピーキングでは、より高度な意見を論理的に話す力が試されます。
  • 目安:3級を取得済みで、さらに英語力を伸ばしたい人におすすめ。中学3年生が高校入試の前に挑戦するケースも多いです。

英検準2級は、中学生にとって少しハードルの高い試験です。実際、中学2年の長女は「かなり難しかった」と話していました。

その分、合格する喜びはひとしおですし、内申点でもメリットが大きいです。

英語が得意な方は、ぜひチャレンジしてみることをおすすめします!

5. 英検2級(高校卒業レベル)

  • 対象:中学生の中でも、特に英語に自信がある人や高校英語を先取りして学習している人。
  • 内容:日常会話を超えた、社会的・文化的なテーマについての長文読解やライティングが出題されます。スピーキングでは、自分の考えをしっかり述べる力が求められます。
  • 目安:準2級合格後、さらに上のレベルを目指したい場合に挑戦しましょう。

英検2級にチャレンジする中学生は、かなり英語が得意と言えるのではないでしょうか。

英検2級を親の私が受験した様子は、こちらの記事で紹介しています。

どの級から始めるべき?中学生が受けるべき級の決め方

各級のレベルの目安をご紹介してきました。英検を受験する際、まず重要なのは「自分の現在の英語力を正確に把握すること」です。自分のレベルに合った級を選ぶことで、無理なく準備が進められ、試験にも挑戦しやすくなります。では、どのように自分の英語力をチェックすれば良いのでしょうか?以下に詳しく解説します。

ここからは、実際に自分の実力と照らし合わせた受験級の決め方について解説します。

1. 過去問を使う

英検公式サイトには、各級の過去問が無料で公開されています。まずは興味のある級の過去問を解いてみましょう。リーディングやリスニングを試して、どの程度の問題が解けるかを確認することで、自分がその級に挑戦する準備が整っているかがわかります。

  • ポイント
    • リーディングで7割以上の正解が取れるかどうか。
    • リスニングで大まかな内容が聞き取れるか確認する。

私も、準2級と2級のどちらを受けるのか決めかねていた時があり、両方の過去問を解いてから2級受験をきめました!

2. 模擬テストや市販の問題集を活用する

市販の英検対策問題集には、模擬テストが収録されています。実際の試験と同じ形式で問題を解き、時間を計りながら取り組んでみましょう。特に、単語力や文法の理解度を基準に、自分がその級にふさわしいかをチェックできます。

  • えば…
    • 英検3級の模擬テストで、基礎的な単語や文法(現在完了、受動態、関係代名詞など)がわからない場合は、4級から始めるのが良いかもしれません。
    • 準2級の長文読解が難しく感じる場合は、3級を目標にした方が効率的です。

無料でチェックできる単語テストも、レベルの確認に便利です。

3. 英語学習アプリで診断

最近では、英語学習アプリやオンラインの無料テストで、自分の英語力を簡単に診断できるツールもあります。単語力や文法の理解度を測るだけでなく、リスニングやスピーキングのレベルも評価してくれるアプリを活用すると、さらに正確な判断ができます。

英検を受けるための準備方法:効率よくスキルを伸ばす3つのポイント

英検に合格するためには、試験内容に合わせた準備が欠かせません。特に、英語の4技能(リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング)をバランスよく鍛えることが大切です。ここでは、効率的な準備方法とおすすめの学習アイテムを紹介します!

1. 単語力を強化

英検では級ごとに必要な語彙力が異なります。まずは自分が挑戦する級の単語をしっかり覚えることから始めましょう。効率よく単語を覚えるためには、英検専用の単語帳を使うのがおすすめです。

  • おすすめ単語帳:旺文社『でる順パス単』
    • 過去問データを基に作られた単語帳で、英検頻出の単語が効率よく学べます。1日10単語ずつ学習するだけで、約1ヶ月で目標級の語彙を習得できます。
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2. 過去問で形式に慣れる

英検では、問題形式を理解しておくことが重要です。公式問題集を使い、本番を想定した練習を繰り返しましょう。特に、時間配分の練習や苦手なセクションを把握するためには、過去問演習が最適です。

  • 公式問題集の活用ポイント
    • 本番と同じ形式で練習することで、試験中に焦ることがなくなります。
    • 解答後は必ず解説を読み、間違えた箇所を復習しましょう。

また、短期間で語彙力を強化したい方には、旺文社の『7日間完成』シリーズもおすすめ。1週間で試験直前対策ができる構成になっているため、時間がない方でも安心です。

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3. リスニングとスピーキングを練習

リスニングとスピーキングは、日常的に英語に触れる時間を増やすことで効果的に鍛えることができます。おすすめの方法は、オンライン英会話を活用して実際に英語を話す練習をすることです。

  • おすすめ:Kiminiオンライン英会話
    • Kiminiには、英検対策コースがあり、スピーキング試験の模擬練習やリスニング力強化が可能です。プロの講師と本番を想定した会話練習を何度も繰り返すことで、自信を持って本番に臨めます。
    • また、レッスンは自宅で好きな時間に受けられるため、忙しい方でもスキマ時間を有効活用できます。

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  • 効果的な練習方法
    • リスニング:英検の過去問音声やKiminiの教材を使って、毎日耳を慣らす。
    • スピーキング:試験でよく出る質問に答える練習を繰り返し行う。

まとめ|学年や英語力で受験級を決めていこう

英検に合格するためには、語彙力の強化、試験形式への慣れ、そしてリスニング・スピーキングの実践的な練習が必要です。

無理なく挑戦できる級を選び、少しずつステップアップすることで英語力がぐんぐん伸びていきます。あなたにとってちょうど良い級を選んで、英語の勉強をもっと楽しみましょう!

学年ごとのおすすめ級

  • 中学1年生:5級または4級からスタートするのがおすすめ。
  • 中学2年生:4級または3級に挑戦。英語が得意な場合は準2級も視野に。
  • 中学3年生:3級から準2級を目標に。高校進学を見据えて、早めの受験がおすすめです!

効率の良い対策

単語力強化:旺文社『でる順パス単』や『7日間完成』シリーズで効率よく学習。
過去問練習:公式問題集を使って本番をシミュレーション。
リスニング・スピーキング練習:Kiminiオンライン英会話でプロ講師と練習し、本番に備える。

これらを組み合わせることで、英検の試験対策をバランスよく進められます。ぜひあなたも、自分に合った方法で英検に挑戦し、目標を達成しましょう!

中学生が英検に挑戦することは、英語力を伸ばすだけでなく、自信をつける大きなチャンスです。自分のレベルに合った級を選んで、少しずつステップアップを目指しましょう。まずは5級や4級から始めて、3級や準2級への合格を目指してみませんか?

むすめ

6月に2級にチャレンジ予定です

これから英検に挑戦する皆さん、ぜひ一緒に頑張りましょう!

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この記事を書いた人

40代から英語をやり直している主婦。
今まで何度も挫折した自分を変えたい!
モチベを保つためにブログをスタート。
2024年1月に英検2級、11月に英検準1級に合格。
英語学習に前向きな中学生の長女と、英語に苦手意識の強い小学生の長男がいます。

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