中学2年で英検準2級合格|難関?裏ワザは?本人に聞いてみた

こんにちは。「りえいご」をご覧いただきありがとうございます。

親子で英語学習や英検にチャレンジする様子を記録しているブログです。

2024年10月、中2長女が英検準2級、母親の私が英検準1級を受験しました。

今回は、長女の英検準2級の結果報告です。

最初は難しいと思っていたけれど、なんと一発合格!その大きな助けになったのが、Kiminiオンライン英会話 でした。

ちなみに試験直前のモチベダウンの記事はこちら

直前対策はこちらの記事で紹介しています。

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英検準2級の概要と実際の試験結果

英検準2級の試験概要

英検準2級では、各技能が英検CSEスコア600点満点で評価され、4技能の合計点(満点2400点)がスコアとして表示されます。

リーディング:語彙問題と長文読解
リスニング:会話やナレーションを聞いて選択
ライティング:短いエッセイとemailを書く
スピーキング:面接での質疑応答

合格するためには、CSEスコアで合計1728点以上が必要です。

ただし、まずは1次試験で1322点以上を取る必要があります。

セクション問題数満点合格目標点
リーディング全29問600440以上
リスニング全30問600440以上
ライティング全2問600440以上
スピーキング600406以上
2024年第2回:英検準2級の問題数と点数構成
RIZ

1次試験では、すべての項目で目標点を超える必要はありません。トータルで1322点をとれていればOK。面接では確実に合格目標点を超える必要があります

長女の一次試験結果

一次試験は、満点で1800点。1322点以上取れれば合格になります。

長女の結果は、1490点。無事に合格点を超えることができました!

【長女のスコア】
一次スコア:1490点
リーディング:476/600
リ ス ニ ン グ:478/600
ライティング:536/600

ライティングの点数が一番良かったようです。正答率は89%。

一次試験の英検バンドは+7でした。

二次試験の結果

二次試験は面接のみ。600点満点で、406点を取れれば合格します。

実は、面接試験の後「無理だ。落ちたと思う」と、自信なさそうだった長女。

2次試験では、440点を取ることができていました。英検バンド+2でした。

実際の合否確認画面です

英検準2級の難易度は?すごい難関なのか本人に聞いてみた

準2級は、高校中級程度の英語力が求められる試験です。

レベルで言うと、高校二年生くらい。必要な語彙数は、3,600語と言われています。

英検級ごとのレベルと必要語彙数

中学生には、少し難しそうに感じるかもしれません。

2015年までのデータによると、中学生も含めた全体の英検準2級の合格率は、一次試験で30%前後、二次試験は80%前後となっています。

この合格率をみると「なかなか難しいんじゃないかな…」と思いませんか?

そこで、実際にはどのくらい難しいと感じたのか、長女に聞いてみました。

難易度は?正直な気持ちを教えて

RIZ

準2級受けてみて、実際どう思った?

むすめ

正直、かなり難しかったよ

長女からは、「背伸びして勉強して、ようやく受かった~!」という感想が聞こえてきました。

今振り返ってみると、試験直前は珍しくマイナス思考になっていたと思います。

勉強しながら「無理~」とか「難しい」とか、よく呟いていました。

モチベーションが下がったこともありましたね。
(クリックすると別記事に飛びます)

でも、試験を終えた今は「英検にチャレンジして良かった」と話してくれました。

試験対策で大変だったところは?

RIZ

4技能でどれが一番難しかった?

むすめ

スピーキング!絶対落ちたと思った…

長女が最も難関に感じたのは、スピーキングの2次試験だったようです。

公立中に通っている長女は、特別な英語学習のバックグラウンドはありません。

中学に入学するタイミングで、公文英語とKiminiオンライン英会話をスタートしました。

オンライン英会話をはじめて1年半になりますが、面接試験で自分の意見を言うのは難しかったようです。

Kiminiオンライン英会話には、英検準2級に特化したコースがあり、試験に出やすいフレーズや質問への答え方を丁寧に教えてくれます。

実際の試験に近い形式で練習できるので、娘は試験直前は毎日mock test(模擬面接試験)を受けていました。

1レッスンが25 分と短時間なので、学校や塾のスケジュールが忙しい中学生でも無理なく続けられるのが魅力。

スピーキングはやはり「慣れ」が重要かもしれません。

プロの先生と会話することで、発音や自然な言い回しも学べます。これがスコアアップにつながりました。

中学2年生って周りも英検受けてるの?

RIZ

実際、クラスの子も英検受けてる?

むすめ

結構受けてるよ!1年のときに準2級に受かった子もいる

中学1年生で英検準2級はすごいですね!

どんな勉強をしていたのか、合格者の子に教えてもらったようです。

準2級は高校2年生程度のレベルとされていますが、周りに合格している子が多いと聞くと、中学生でも可能性がある試験なのかなと思えてきます。

今回、面接会場でもクラスメイトを見かけたようです。

英検は、私立高校の入試で内申加点が受けられる場合があります。

内申点が少し足りない…という時に心強い制度なので、高校受験が本格化する前に計画的に取り組んでおきたい親心。

実際、塾で受験を勧められることもあるようです。

英検準2級に合格するためのスケジューリング

準2級では、日常的なテーマに基づいた文章を読んだり、会話を聞き取ったり、自分の意見を文章や口頭で伝える力が求められます。

長女は、3カ月前から対策をはじめました。実際にどのように取り組んだのか、ご紹介します。

試験3カ月前:計画的を立ててテキスト購入

【3カ月前】
○テキストを購入
○単語と文法の基礎固めを開始
○リスニングを日常的に聞き始める

まずは、単語と文法の基礎を固めるところからです。ただし、いきなり高校レベルの文法に手を付けなくても大丈夫です。

まずは、中学英語の文法をマスターすることが、準2級合格への近道です。中学3年生までに習う文法を復習しつつ、高校初級レベルの文法(仮定法や関係代名詞)にも触れておくと安心です。

中学生は、とにかく忙しいので、やるべきことはシンプルにしましょう。

受験3カ月前に購入したのは、こちらの「一問一答英検準2級完全攻略問題集」です。

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この1冊で、単語と長文、ライティング、そしてリスニング対策ができます。

問題集のリスニング音声を使って、日常的に試験問題を聞く練習をしました。隙間時間を有効活用するのがおすすめです。

問題集をすすめながら、Kiminiで週2~3回のレッスンを並行します。この時点では、オンライン英会話では英検対策ではなく、フリートークを受けていました。

試験2カ月前:申し込み。過去問を一回解いてみる

【2カ月前】
○英検に申し込む
○過去問を最低1回は解いてみる
○ライティングの構文を暗記

2カ月前には、受験を決意して申し込みを済ませておきましょう。そのタイミングで、過去問を一回解いておくと、今後の対策が見えてきます。

過去問は、英検の公式HPから無料でダウンロードできます。

ライティングは対策に時間がかかるので、2カ月前から取り組んでおくと安心です。

RIZ

ライティングは、YouTubeにたくさん対策が出ています!コツをつかめるようにいくつか動画を視聴しました

そして、ライティング対策にも欠かせなかったのが、Kiminiオンライン英会話です。

レッスンの前に、自分なりにエッセイを書いてみます。この段階では完璧でなくてもOK。

レッスンで、書いた文章を先生に見てもらいます。書いた文章をその場で先生にチェックしてもらえるので、自分では気づけない文法ミスや語彙の選び方を改善できます。

先生が例文を交えて、論理的な文章を分かりやすく教えてくれるので、書く力がアップするようです。

試験1カ月前:本格的な過去問演習と弱点対策

【1ヶ月前】
○模擬試験や過去問で時間配分を確認
○弱点を重点的に復習

1カ月前からは、本番の形式に沿って弱点を克服していく方向にシフトしていくのがおすすめです。

直前まであきらめないことが大切です。

試験直前:追い込みと最後の仕上げ

試験直前に、追加で「7日間完成 英検準2級 予想問題ドリル」を購入しました。

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試験ギリギリ、直前の8日前に届きました。

最後の追い込みに、とても役立ったようです。

むすめ

今日はこれをやるってハッキリしてるので取り組みやすかった

この本にどれだけ助けられたかは、こちらの記事で紹介しています。

合格のための裏ワザは?それはライティング対策

英検準2級は、中学生にとって挑戦しがいのある試験です。

試験の準備を通して、英語力だけでなく自信や自己成長も得られるのが魅力です。

英検は確かにやりごたえがありますが、じつはちょっとした工夫で合格にぐっと近づけることができるんです!

それは、ライティングを対策すること。

実際に、長女はライティングで89%の得点をとることができました。

これは、中学生でも対策を取れば、高得点が十分に可能ということです。

ここからは、特にライティング対策に注目して、そのコツや裏ワザを詳しくご紹介します。

なぜライティング対策が重要なのか

英検準2級の合格率アップには、ライティングが大きな役割を果たします。

その理由は、ライティングは「型」を身につけてしまえば、ある程度の点数が取れてしまうからです。

リスニングやリーディングよりスコアを稼ぎやすい

ライティングは、他のセクションよりも点数が取りやすいと言われています。なぜなら、限られた形式に基づいて書くため、練習次第で安定したスコアが期待できるからです。

リスニングやリーディングで苦手意識がある方でも、ライティングを強化すればカバーできる可能性が高いのです。

自分のペースで対策が可能

ライティングは練習を繰り返すことで少しずつ向上していきます。

特に中学生の場合、学校の授業や部活動で忙しい日々を送っている方も多いですよね。ライティングの対策は、スキマ時間を利用してコツコツ取り組めるので、忙しい中学生にもピッタリなのです。

ライティング対策の具体的なポイント

テンプレートを覚える

ライティングでは、決まった構成やフレーズを覚えるだけで大きく点数アップが狙えます。例えば、意見を述べる問題なら、「I think ~ because ~」という基本構文を使いこなせばスムーズに書けるようになります。

模範解答を真似する

公式問題集や過去問に掲載されている模範解答は、ライティング対策の宝庫です。まずはそれを何度も書き写して、自分の書き方と比較しましょう。良い表現をどんどん吸収することがスキルアップにつながります。

実際に書いてフィードバックをもらう

英検準2級のライティング対策は、自分で書くだけではなく、プロからフィードバックをもらうことでより効果的になります。

一人での練習も重要ですが、添削をお願いできるとさらに効果的です。「どの部分が間違っているのか」「より良い表現方法は何か」を教えてもらうことで、次のライティングに活かせます。

Kiminiオンライン英会話なら、忙しいスケジュールの中でも効率的に学べるので、ぜひ一度試してみてください!

中学生こそ英検準2級にチャレンジしてみよう

新しいことに挑戦する柔軟性や吸収力は、中学生の大きな強みです。

日頃の勉強と試験対策を結びつけることで、英語力はグッとレベルアップします。

中学生の英検準2級への挑戦は、大きく成長できるチャンスです。

英語力がアップして、学校の成績が上がりやすくなりますし、高校受験の加点になる可能性もあります。

そして、単に成績や受験だけではなく、英語力のアップは人生の様々な選択肢を広げるきっかけにもなります。

語学は、一日でも早く始めた方が、絶対良い。

これは、40代で英語の学び直しをしている私が日々感じていることです。

英検準2級を目指す中学生の方には、ライティング対策を中心に学習計画を組むことをおすすめします。

習っていない範囲の文法や、スピーキング力の足りなさを補うためには、ライティング対策が肝です!

テンプレートを身につけて練習を繰り返すことで、確実にスキルを伸ばせます。

しかも、ライティングで身につけた表現は、スピーキング力のアップにも役立ちます。

試験が難しく、モチベーションが下がることもあると思いますが、準2級は日々の積み重ねで合格が可能です。

「自分でもできるかも」という気持ちを大切にしながら、一歩ずつ前進していきましょう。

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この記事を書いた人

40代から英語をやり直している主婦です。
英語学習に前向きな中学生の長女と、英語に苦手意識の強い小学生の長男がいます。
今まで何度も挫折した自分を変えたい!
モチベを保つためにブログはじめました。
2024年1月に英検2級を受験し、合格。
今は、英検準1級を目指してます!

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